リコー、「日経スマートワーク大賞2023」で「イノベーション力部門賞」を受賞
株式会社リコーは、日本経済新聞社が主催する「日経スマートワーク大賞2023」において、「イノベーション力部門賞」を受賞しました。2月22日に帝国ホテル東京(東京都千代田区)にて表彰式が行われましたので、お知らせいたします。
「日経スマートワーク大賞」は、働き方改革を通じて生産性を高め、持続的に成長する先進企業を表彰するものです。同賞は日本経済新聞社が全上場企業、有力非上場企業を対象に実施した「日経スマートワーク経営調査」の結果に基づき、外部審査委員会(委員長、清家篤日本赤十字社社長)が人材活用に向けた取り組みやイノベーション力、市場開拓力などを総合的に審査して、次世代をリードするエクセレント・カンパニーとして選出するもので、今年は813社が調査に参加しています。リコーはこの調査で3年連続最上位の星5を獲得しています。
帝国ホテル東京(東京都千代田区)で行われた表彰式にて(2023年2月22日)
左:日本経済新聞社 代表取締役社長 長谷部 剛氏、右:リコー 社長執行役員 山下 良則
受賞スピーチを行った、リコー 社長執行役員 山下 良則
表彰式では、清家篤審査委員長から、「リコーは社内における先端IT人材やデータサイエンティストの人数比率が高く、それに伴う教育制度も充実していることなどから『先端分野人材の育成』の評価が高く、イノベーション力部門での授賞が決まりました。国内外企業との合弁会社の設立やビジネスコンテスト等の主催なども活発で、『オープンイノベーションの取り組み』でも評価を伸ばしました」とご講評をいただきました。リコー 社長執行役員の山下は、受賞のスピーチで、「1977年にオフィスオートメーション(OA)というコンセプトを提唱して以来、リコーはずっとお客様のはたらくに寄り添ってきました。OAの趣意書には、『機械にできることは機械に任せて、人はもっと創造的な仕事をしよう』と書かれています。リコーはこの実現のため、デジタルサービスの会社への変革を進めています。そして、その先にある『創造的な仕事』すなわちイノベーションへのお役立ちを進め、お客様の『はたらく歓び』につなげることで、世の中のはたらく人への貢献を進化させていきます」と、決意を述べました。
リコーは創業100年を迎える2036年に向けて掲げる長期ビジョン「“はたらく”に歓びを」を、2023年4月から企業理念である「リコーウェイ」の「使命と目指す姿」に位置付けます。業務の効率化や生産性向上を超え、はたらく人が人ならではの創造力を発揮することで、充足感や達成感、自己実現の実感につながる、“はたらく”の変革をお届けすることが使命であると考えます。 リコーは創業以来、世の中の“はたらく”を支え、進化させてきました。社員一人ひとりが自律的に働くなかで、はたらく歓びを感じ、生み出した価値でお客様のはたらく歓びを支える。そんな歓びの連鎖を拡げていくことで、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会への貢献を目指します。
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日経Smart Work大賞2023