リコーとコペルニクが社会課題への取り組みで連携
~360度カメラ「RICOH THETA」を活用し、課題解決アイデア創出を支援~

株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員:山下 良則)と一般社団法人コペルニク・ジャパン(本社:東京都港区、代表理事:天花寺 宏美)はこのたび、360度カメラ「RICOH THETA」(以下、THETA)を活用した社会課題解決への取り組みで連携することをお知らせします。 第一弾として、環境汚染や安全でクリーンなエネルギーへのアクセスなど、社会課題に直面する人々の現場をTHETAで撮影し、現場の状況を360度映像で理解できるコンテンツ制作に取り組みます。通常のカメラで撮影した画像では伝えきれない現場の状況を、360度映像で記録することで、どのような状況下でその課題が生じているのかの理解を深めることに寄与します。これらの360度映像コンテンツは、コペルニクが構築するVR for SDGsプラットフォーム*に掲載し、コペルニクが連携する企業のリサーチ活動や、大学などの教育現場で活用されるほか、リコーでも、新規事業創出プログラム「TRIBUS」と連携し、活用していきます。
*VR for SDGsとは: コペルニクと官民のパートナーの皆様で開発中のSDGsに関する3D、2D動画、参考資料からなるウェブサイト。オープンソースで世界中からコンテンツを集め、社会及び環境課題への理解を現場レベルで深め、ソリューション開発へつなげることを目指しています。
連携する取り組み概要
    1. 社会課題の現場を360度映像で捉える「VR for SDGsキャンペーン」での連携 2021年1月13日より、インドネシアにて若年層をターゲットに「SDGsをテーマにした動画」を募集するキャンペーンをスタート。応募者の中から優秀な参加者3名をフェローとして選出し、リコーよりTHETAを、コペルニクの広報チームからは、動画撮影やストーリー作りのトレーニングを提供します。3名がTHETAで撮影した360度映像コンテンツは、コペルニクのVR for SDGsプラットフォームに掲載し、企業や教育機関でグローバルに活用されます。 VR for SDGsキャンペーンサイト(インドネシア語)
    2. リコー事業創出プログラム「TRIBUS」での連携 TRIBUSへの参加を検討、もしくは途上国の課題に関心のあるリコーグループ社員向けに、コペルニクが、THETAで撮影した360度映像コンテンツを活用しながら、現地の課題を体感し、個人の内発的な動機を引き出し、新規事業アイデアに結び付ける支援を行います。
リコーとコペルニクは、これらの連携により、社会課題解決のアイデアの創出を後押しし、社会の幅広い分野での課題解決への貢献を目指してまいります。



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