2024年度に採択された社内起業家のデジタル嗅覚チームが、書籍『ガス成分の高度なセンシング情報化』にMEMS型FAIMSによる気体フィールド計測を寄稿しました。

このたびTRIBUS 2024で採択された社内起業家のデジタル嗅覚チームが、シーエムシー出版より刊行された専門書『ガス成分の高度なセンシング情報化 ―におい・気相情報のイメージングおよび知覚化―』(Advanced Gas Sensing and Information Technology –Imaging and Perception of Odorants & Volatiles–)に、本テーマに関する章を寄稿いたしました。

リンク:https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=116142

本書は、目に見えない「におい」やガス成分をデジタル情報として可視化・定量化する最先端技術を体系的にまとめた成書です。半導体技術、バイオセンシング、レーザー分光、DXなどを横断し、環境・産業・健康分野における応用展開を俯瞰しています。


寄稿内容

第22章 MEMS型イオン移動度分析計を用いた気体のフィールド計測

本章では、MEMS型FAIMS(Field Asymmetric Ion Mobility Spectrometry)を活用したリアルタイム・ポータブル計測技術について、移動計測による空間分布の可視化、アンモニアの分布解析、宿泊施設および発電所での定点連続計測事例などを紹介しています。さらに、臭気イベントと風向・周辺施設との関連性検証を通じ、フィールド調査手法としての普遍化の可能性を示しました。


AI活用とデジタルサービスへの展開

本テーマは今後も、センシング技術の高度化に加え、AI解析やクラウド連携を組み合わせたデジタルサービス化を推進します。
AI解析により、異臭発生時の迅速な状況把握や原因の科学的特定を可能にするとともに、拡散リスクの予測や事故の未然防止にもつなげます。これにより、対応負荷や対策コストの低減を図りながら、安心・安全で快適な社会環境の実現に貢献します。
ガスを「測る」から「視る」「理解する」「予測する」へ。
本テーマは、におい・気相情報の高度情報化を通じて、新たな環境価値の創出を目指してまいります。


書籍情報

書名:ガス成分の高度なセンシング情報化
副題:におい・気相情報のイメージングおよび知覚化
出版社:シーエムシー出版
リンク:https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=116142




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