2024年度年度リコー社内採択のデジタル嗅覚チームの技術解説記事が、専門誌『検査技術(2026年5月号)』に掲載されました。
記事タイトル
解説:FAIMSを用いた臭気のフィールド計測
― 時間・空間・臭気成分を統合した評価手法 ―
記事では、従来の臭気評価手法が抱える課題に対し、FAIMSによるリアルタイム計測の有効性を解説しています。
具体的には、以下の内容を紹介しています。
・MEMS技術を活用した小型FAIMS装置の構成と特長
・車載による移動計測を用いた臭気の空間分布の可視化
・定点連続計測と風向・風速データを組み合わせた臭気源推定
・OAVを用いた臭気影響の定量評価
・複数臭気源環境での統合解析手法
今後の展開
本テーマでは今後、以下の展開を推進していきます。
・AI解析による臭気スペクトルの自動分類
・センサネットワークによる都市スケールの臭気マッピング
・環境行政におけるEBPM(Evidence-Based Policy Making)への活用
・産業分野におけるプロセス管理・品質管理への応用
FAIMSによるにおいの「見える化」を通じて、主観的であった臭気課題に対し、データに基づく意思決定を可能にする基盤技術として、社会実装を進めていきます。
当該抜粋ページ:
https://jp.ricoh.com/-/media/Ricoh/Sites/jp_ricoh/technology/tech/122_gasodorsensing/pdf/kensa-gijutsu202605.pdf?rev=85cd8dac9fbf4165943772e2ef1d3022
検査技術URL:
https://www.fujisan.co.jp/product/1281679697/new/