「TRIBUS 2022」、スタートアップピッチコンテストを実施
~スタートアップ企業8社が採択され、リコーのリソースを活用し事業成長を加速~

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)は、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2022」のスタートアップピッチコンテストを10月28日に開催し、本年度のプログラムに参加する8社を選出しました。4年目となる本年度の「TRIBUS」では、「明るい未来をつくる」をテーマに、働く人の創造力を支える新しい時代のビジネスアイデアを社内外に広く募集し、社内52件、社外90件の応募がありました。

昨年度までは毎年秋に社内外統合型のピッチコンテストを実施していましたが、本年度はスタートアップ企業との事業共創のさらなる強化を目指し、スタートアップ企業のみを対象として先行実施しました。社内外の審査者により選出されたスタートアップ企業8社は、アクセラレータープログラム期間中、リコーグループとの連携を支援する担当者(カタリスト)とともに、リコーグループや連携パートナー企業のリソースを活用し、事業成長につながるビジネスアイデアの検討や実証実験などを行います。また、その成果は2023年2月9日(木)に予定している統合ピッチコンテストで社内起業家の提案内容と一緒に発表されます。


「TRIBUS 2022」採択チームと審査者

採択されたスタートアップ企業

Scalar株式会社(代表者 吉田 光志)
応募プラン概要:補助金・助成金の申請書オンライン作成支援サービス「Scalar」を活用した脱炭素社会/DX化の推進
https://sclr.jp/

株式会社spread with(代表者 梅本 直輝)
応募プラン概要:飼育者が抱える愛犬との外出時の不安を解消!わんちゃん同伴可能施設の情報アプリ
https://guruwan.pet/lp

YOJYOnet株式会社(代表者 伊藤 和憲)
応募プラン概要:体調の指標として「未病」を可視化し、従業員のモチベーション改善につなげる新たなプラットフォームを構築
https://yojyonet.co.jp/

株式会社Greenphard Energy(代表者 西山 健人)
応募プラン概要:産業用機器設備等へIntelligent IoTをSaaSで提供。最適化制御による省エネルギー化に留まらず、産業用機器自体をVPP/DRのリソースに
https://www.greenphard.com/

株式会社ハイドロヴィーナス(代表者 上田 剛慈)
応募プラン概要:独自の水力発電技術Hyfro-VENUSを用いた河川計測システムおよびAIによる災害予測
https://www.hydrovenus.com/message.html

FastLabel株式会社(代表者 上田 英介)
【スケーラー型(GHQ デジタル戦略部・募集領域6)】
応募プラン概要:AI開発を10倍速くする - AI開発における教師データ作成の効率化を実現
https://fastlabel.ai/

株式会社TwoGate(代表者 小林 輝紀)
【スケーラー型(RIS IMS事業部・募集領域2)】
応募プラン概要:シリアルコード型ソリューション×エンタメコンテンツ
https://twogate.com

ビヨンドブロックチェーン株式会社(代表者 谷口 勝男)
応募プラン概要:スマート物流ボックス×リライタブルラベルにより、物流データのトレーサビリティー強化と省資源化を促進
https://beyondbc.co.jp


TRIBUS 2022について

TRIBUS(トライバス)とは
社内外からイノベーターを募り、リコーグループのリソースを活用し新たな価値創造につなげるプログラムです。ワークプレイスやイメージング領域にとどまらず、社会の広い分野での課題解決を目指します。

特徴

  1. リコー社内役員に加え、社外のVC(ベンチャーキャピタル)の方による審査
  2. スタートアップ企業と社内起業家の助け合いと高め合い
  3. 事業育成から拡大までリコーグループのリソースを活用して柔軟にサポート
  4. 400名以上のリコーグループ社員が参加チームの要望に応じてサポートするサポーターズ制度

本年度の募集領域
  1. リライタブル印刷ソリューションで効率化と省資源化を実現
  2. 世界最高速*1!可変情報のオンデマンド印刷による新たな価値創造
  3. 外観検査技術を用いた製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)
  4. お客様の事業活動を通じて、脱炭素社会と循環型社会の実現に貢献
  5. 生産現場のスマート化で、誰もが付加価値の高い仕事へ
  6. その他、リコーグループのビジネス領域
*1当社調べ 2020年8月19日現在

リコーグループからの支援
  • スケーラー型:対象の事業部門による規模の拡大や本社機能部門によるPoC(Proof of Concept:概念実証)を目指した支援
  • アクセラレーター型:カタリスト(リコーグループとの連携を支援する担当者)によるリコーグループのリソースを活用した広範な支援
  • リコーグループ社員400名以上のサポーターによる参加者の要望に応じたサポート
  • TRIBUSコミュニティに登録したリコーグループ社員1,400名以上へのアンケートや実証実験の実施

パートナーとの連携内容
  • 株式会社CFスタートアップス(旧株式会社CAMPFIRE Startups)サポートにより、本プログラムに採択されたスタートアップ企業が総合的なファイナンス相談やCVCとのマッチング相談、クラウドファンディングや新株予約権を活用した資金調達を受ける機会を提供(2021年度から継続)
  • KDDI株式会社の「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」が運営する「MUGENLABO支援プログラム 2022」に加盟し、約70社(2022年10月現在)のパートナー連合とともに課題提案やアセット提供でスタートアップ企業を支援(2021年度から継続)
  • 日本マイクロソフト株式会社と、マイクロソフト コーポレーション(米国本社)のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups – Founders Hub」で連携し、リコーとマイクロソフトの双方のリソースとサポートおよび幅広いコミュニティとつながる機会を提供(2020年度から継続)





Share This

Copy Link to Clipboard

Copy