リコー、「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数 」で 170回を記録しギネス世界記録™に認定!

株式会社リコーは、有志の技術者が制作したペンギンちゃん大縄跳びマシン「PENTA-X(ペンタ・エックス)」で、ギネス世界記録「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数」に挑戦し、170回の記録で認定されました。



本挑戦は、NHK BSプレミアムで1月29日に放送された技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」に、「コピー機や事務機器の巨大メーカー・Rコー(アールコー)」として出演したリコーグループの技術者が、番組で制作した5体のペンギンちゃん人形を改造して縄跳びを行う「ペンギンちゃん大縄跳び」マシンを改良して臨んだものです。
番組収録前の練習時には100回以上の跳躍を記録し、自信をもって臨みましたが、本番での記録は17回と、チームにとって、とても納得がいかないものでした。技術者たちの、このまま終わってはもったいない、マシンのポテンシャルを最大に発揮させたい、という思いからギネス世界記録挑戦を思い立ち、誰でも速く・確実に跳べるマシンを目指して開発を続けました。その結果、目標の120回を大きく上回る結果を得ることができました。
本活動は、スタートアップ企業やリコーグループ社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指すアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」の運営部門が、技術者の挑戦を後押しするために実施したものです。
リコーは今後も、社員がイキイキと自律的に働き、新たな価値創造と事業創出に取り組むことで、創業100周年に向けて掲げる2036年ビジョン「“はたらく”に歓びを」を社員一人ひとりが実現していくことを目指します。


記録の概要

記録名:1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数/ Most skips by a robot in one minute
日時:2022年3月5日(土)
場所:リコーテクノロジーセンター(神奈川県海老名市)
記録:170回/分
挑戦者: 亀井 謙二 (株式会社リコー 先端技術研究所)
緑川 瑠樹 (リコーテクノロジーズ株式会社 プロダクト事業本部)
赤井 武志 (リコーテクノロジーズ株式会社 プロダクト事業本部)
植野 剛 (株式会社リコー 先端技術研究所)
北川 岳寿 (株式会社リコー TRIBUS推進室)
井内 育生 (株式会社リコー TRIBUS推進室)
佐橋 ゆき子 (株式会社リコー広報室)


「PENTA-X」を開発した技術者(左から、植野、亀井、緑川、赤井、北川)


制作したマシン「PENTA-X」の特長

素早く・数多く縄を跳ぶという機能を実現するために、縄の挙動を徹底的に解析し、ばらつきを極限まで抑えた縄回しの条件とペンギンの要求仕様を導き出しました。
複合機内での紙検知に用いる反射型センサーを使用し、エレキ、メカ、ソフトの連携で高速な応答と安定した着地を可能にしました。


マシンの詳細はこちらをご覧ください
NHK BSプレミアム「魔改造の夜 」”Rコー”開発マシンに迫る


TRIBUSとは
社内外からイノベーターを募り、リコーグループのリソースを活用し新たな価値創造につなげるプログラムです。ワークプレイスやイメージング領域にとどまらず、社会の広い分野での課題解決を目指します。
TRIBUSオウンドメディア https://accelerator.ricoh/

■関連情報
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魔改造の裏側をのぞく- ペンギンちゃん大縄跳び編
ギネス世界記録TM達成!「PENTA-X」で前人未到の挑戦

■関連リンク
The most skips by a robot in one minute is 170 and was achieved by PENTA-X (Japan) made by RICOH COMPANY, LTD., in Ebina, Kanagawa, Japan, on 5 March 2022.(ギネスワールドレコーズ社のサイト)
NHK BSプレミアム「魔改造の夜」番組紹介(NHKのサイト)

*マシンに搭載されたペンギンちゃん人形(商品名:よちよちあるきのちぃぺんちゃん)は、イワヤ株式会社の承諾を得て使用しています。
*ギネス世界記録™は、ギネスワールドレコーズ社の登録商標です。
*その他、記載の社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。




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